融雪剤がコンクリートに与える影響とは?撒くタイミングも大事!【安全な融雪剤も紹介】

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    融雪剤がコンクリートに与える影響
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    雪が降り積もる季節になると、頭を悩ませるのが路面の凍結。

    そんな時に活躍するのが融雪剤ですよね。

    でも、使い方を間違えるとコンクリートや金属を劣化させて大変なことに…

    さらに【まくタイミング】も重要だって知っていましたか?

    ここではコンクリートや金属への影響を少なくする、【融雪剤の賢いまき方】をご紹介します。

    もくじ

    コンクリートへの影響

    融雪剤がコンクリートや金属に与える影響は、使用する融雪剤の種類によって異なりますが、一般的には腐食や損傷のリスクがあります。

    融雪剤、特に塩化物を含むもの(塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウムなど)は、コンクリートに対して以下のような影響を与える可能性があります。

    ひび割れの促進

    融雪剤はコンクリートの表面や細孔に浸透し、そこで溶けた水が凍結する際の体積膨張によってコンクリート内部の圧力を高めます。

    その結果として、ひび割れや剥離を引き起こす可能性があります。

    塩化物イオンの浸透

    塩化物イオンはコンクリート内部の鉄筋まで浸透し、腐食を引き起こすことがあります。

    これは鉄筋の腐食を促進し、コンクリートの構造的な強度を低下させる可能性があります。

    金属への影響

    金属、特に鉄や鋼の腐食は、融雪剤の使用によって加速されることがあります。

    塩化物の腐食促進作用

    塩化物を含む融雪剤は、金属表面での腐食プロセスを促進します。

    塩化ナトリウムや塩化カルシウムなどの融雪剤は、金属表面の保護層を侵食し、錆の形成を促進します。

    湿度の増加

    融雪剤は湿度を増加させ、金属表面が湿った状態に保たれる時間を延長します。

    これにより、腐食がより発生しやすくなります。

    腐食が始まるのはいつ?

    腐食の開始時期は、多くの要因に依存します。

    これには使用される塩化カルシウムの量、散布の頻度、環境条件(湿度、温度)、対象となる材料の種類(コンクリートの質、金属の種類と保護処理の有無)、そして適切な後処理が行われているかどうかが含まれます。

    コンクリートへの影響

    腐食の開始

    融雪剤がコンクリートの表面やひび割れに侵入すると、塩化物イオンがコンクリート内部へと浸透し始めます。

    この過程は、融雪剤が初めて使用された直後から始まります。

    顕著な損傷のタイミング

    塩化物イオンがコンクリート内の鉄筋に到達し、鉄筋の腐食を引き起こすまでには、数ヶ月から数年かかることがあります。

    腐食が進行し、コンクリートの剥離やひび割れが顕著になるのは、通常、融雪剤の使用が開始されてから数年後のことです。

    金属への影響

    腐食の開始

    金属に対しては、融雪剤が表面に接触した時点で腐食の過程が始まります。

    塩化物を含む融雪剤は特に、金属表面の保護層を破壊し、錆の形成を促進します。

    顕著な損傷のタイミング

    金属の腐食は、条件にもよりますが、使用開始後数週間から数ヶ月で顕著な損傷が見られるようになることがあります。

    湿度が高い環境や、融雪剤が頻繁に使用される場合は、腐食がより速く進行する傾向があります。

    腐食を防ぐための対策

    使用量を制限する

    必要以上に融雪剤を使用しないようにし、推奨される使用量を守ります。

    効果的に融雪する最小限の量を散布することが重要です。

    適切な散布方法

    融雪剤を均等に散布し、局所的に高濃度にならないように注意します。

    不均一な散布は腐食を局所的に激しくする原因となります。

    後処理を行う

    融雪剤を使用した後は、可能な限り残留物を洗い流すか、掃除して除去します。

    これにより、腐食性物質がコンクリートや金属表面に長時間留まるのを防ぎます。

    防腐コーティングを使用

    金属部分には防錆塗装やコーティングを施すことで、融雪剤の腐食影響を最小限に抑えることができます。

    定期的なメンテナンスと点検

    融雪剤を使用するエリアのコンクリートや金属部分を定期的に点検しましょう。

    早期の腐食や損傷を発見し、修理することが重要です。

    融雪剤を撒く最適なタイミング

    融雪剤を使用する最適なタイミングは、天候条件、気温、および予想される降雪量によって異なりますが、以下の指針を参考にすると効果的です。

    降雪前

    予防的な使用

    降雪が予報されている場合、雪が降り始める前に融雪剤を散布することが推奨されます。

    これにより、雪や氷が地面に固着するのを防ぎ、後の除雪作業を容易にします。

    特に夜間から朝にかけての低温時や、降雪が始まる直前が効果的です。

    降雪前だと少ない量で効果が出る薬剤が多いので、このタイミングでの散布が理想。

    降雪中

    積雪管理

    降雪が続いている間にも、積もった雪の上に定期的に融雪剤を散布することで、雪の層を薄く保ち、凍結を防ぐことができます。

    降雪後

    凍結防止

    雪が停止した後、道路や歩道が凍結するのを防ぐために融雪剤を使用します。

    既に積もった雪を除雪した後に散布すると、氷の形成を防ぎ、安全な通行を確保するのに役立ちます。

    注意点

    気温を考慮する

    融雪剤の種類によって最適な作用温度が異なります。例えば、塩化ナトリウム(岩塩)は0°C以上で効果的ですが、塩化カルシウムや塩化マグネシウムはそれよりもずっと低い温度で効果を発揮します。

    気温が融雪剤の作用温度範囲外にある場合は、使用を避けるか、より低温に対応した融雪剤を選択してください。

    効果と時間は?

    融雪剤の効果と作用時間は、その種類、散布される量、気温、および雪や氷の状態によって大きく異なります。

    以下は、一般的な融雪剤の種類とその効果の概要です。

    塩化ナトリウム(岩塩)

    • 効果の温度範囲:約0°C以上で効果的。
    • 作用時間:気温が融雪剤の効果的な温度範囲内にある場合、散布後数分から数十分で作用を始めますが、完全に氷を溶かすのには数時間かかる場合があります。

    塩化カルシウム

    • 効果の温度範囲:-20°Cまで効果的。
    • 作用時間:散布後迅速に作用を始め、数分から15分程度で顕著な効果が見られます。湿気を吸収して発熱する性質があるため、非常に効率的に氷を溶かします。

    塩化マグネシウム

    • 効果の温度範囲:-15°Cまで効果的。
    • 作用時間:塩化カルシウムに似ており、散布後数分から20分程度で氷を溶かし始めますが、全体としては塩化カルシウムよりややゆっくりとした作用です。

    尿素

    • 効果の温度範囲:0°C以上で最も効果的。
    • 作用時間:尿素は他の融雪剤に比べて作用が緩やかで、氷を溶かし始めるまでに数十分から数時間かかる場合があります。

    注意点

    融雪剤は直接氷や雪に接触することで最も効果的に作用します。

    雪や氷の下に散布された場合、その効果が発揮されるまでにはより長い時間がかかる可能性があります。

    効果の持続時間は、気温の変化、新たな降雪、または融雪剤が雨などで洗い流されるかによっても変わります。

    持続時間は数時間から数日間で、状況に応じて再散布が必要になることも。

    融雪剤を選択する際には、現地の気温や予想される天候条件を考慮し、目的に最も適した融雪剤を選ぶことが重要です。

    また、環境への影響やコストも考慮しましょう。

    腐食しない融雪剤はある?

    尿素 (CO(NH2)2)

    尿素は主に肥料として知られていますが、融雪剤としても使用されます。

    主に0°C以上の温度で効果を発揮。

    他の融雪剤に比べて効果は弱いのですが、ペットやコンクリートや金属への影響が少ない融雪剤の一つです。

    塩化ナトリウムや塩化カルシウムに比べると効果は穏やか。

    こちらは塩化ナトリウムの腐食しやすい性質を新技術でカバー。

    塩化カルシウムの素早い効果と、塩化ナトリウムの持続性の良いとこどりをした商品です。

    環境への影響も気になるけど、しっかりと効果を期待したい!

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