冬場のお風呂場の換気、ドアを開けっぱなしにしたままにしていませんか?
夏と冬で同じ対応をしていると、残念な結果になるかもしれません。
ここでは効果的な湿度管理と、それぞれの環境に適した除湿方法を探っていきます。
風呂場のドア開けの効果と問題点
お風呂から出た後、ドアを開けて湿気を家中に拡散させると、お風呂場のカビを防げます。
けれど風呂場のドアを開け続けるとエアコンの温かい風が逃げてしまい、他の部屋が冷える可能性が。
電気代の無駄遣いにも!
風呂場のドアを部分的に開けたり、暖房を調整したりして、寒さと湿気のバランスを取りましょう。
お風呂場の窓かドアか。効果的なのはどっち?
風呂場の窓を開けると、湿気が直接外に出ます。
これは湿度の面では他の部屋に影響を与えにくい方法ですが、外気の冷たさには注意が必要です。
ドアと窓の使い分け
風呂場の湿気が少ないときに適しています。
ドアを全開ではなく部分的に開けると湿気は拡散しやすく、他の部屋への影響も抑えられます。
風呂場の湿気が高く、すばやく換気したい場合は窓を開けましょう。
窓からの換気は即効性がありますが、外気の温度差に注意し、使用後は早めに閉めることがポイントです。
どちらが優れているというわけではなく、風呂場の状況と家の環境に応じて、ドアと窓のどちらを使うかを選びましょう。
風呂場の湿気を活用してリビングの乾燥を防ぐ
お風呂の湿気は、室内の乾燥対策に役立てることもできます。
特に冬場は、室内の湿度が低下しやすいですよね。
入浴後にドアを少し開けておくと、湿気が自然に他の部屋に広がり、室内の湿度バランスを改善します。
ドアや窓を適切に使うことで、湿気を効果的に分散させ、乾燥を防ぎましょう。
ただし、湿気が過剰にならないように、湿度計で湿度を確認することが大事です。
風呂場の湿気を活用することで、風呂場のカビ予防だけでなく冬場のリビングの快適さを保てて一石二鳥!
冬の乾燥対策として、この自然な方法を試してみてはいかがでしょうか。
ドアや窓を開けたくない!その他の方法
少しドアを開けておくつもりが忘れてそのままに…なんてことはよくある話。
特に寒い日には快適とは言えませんよね。
そんな時は、他の方法を試してみましょう。
風呂場に換気扇があれば、入浴後にしばらく回し続けると湿気を排出できます。
扇風機にタイマーを設定しておくと、一定時間後に自動的に止まります。
これで冷気の流入を最小限に抑えつつ、湿気を排出できます。
でも、換気扇や扇風機だけでは除湿がちょっと不安…
浴室の中でもなかなか乾きづらい所ってありますよね。
そんな時にはこちらを使ってみてはどうでしょうか?
サーキュレーターと除湿器が一体となった商品で、送風と除湿が1台でできます。
「デシカント式」というのは乾燥剤のフィルターに湿気を吸着させる方式。
除湿効果が下がりにくく、秋冬でも活用できるのが特徴です。
サーキュレーターからはフィルターで水分を吸着した後の乾燥した風が出てくるので、短時間で広範囲をカラッと乾かすことができます。
上下の首振りが可能で広範囲に風が行き渡ります。
風呂場の壁や天井のカビ予防にも良さそう
これならお風呂場のドアを開けっぱなしにして他の部屋の温度を下げることもなく、浴室の除湿がしっかりできそうです。
風呂場のドア開けっ放し【冬】まとめ
ドアを開ける場合は全開ではなく調整して他の部屋の暖気が逃げることを防ぐ。
風呂場の湿度が高い場合は浴室の窓を開けるのも効果的。ただし、短時間がおすすめ。
換気扇や扇風機を使い、中の空気を入れ替える。
除湿できるサーキュレーターを使って浴室全体・風呂場を除湿する。
温湿度計を使いつつ、ご家庭の環境に合った方法をお試しください!