ブロッコリーが指定野菜に昇格!
指定野菜ってそもそも何?
私たちの暮らしにどのような影響があるの?
そんな疑問にお答えします!
更にブロッコリーが半世紀ぶりに指定野菜に追加された理由と
すでに指定野菜に認定されている14品目の野菜をおさらい!
指定野菜とは
指定野菜とは、全国に流通し消費量が多く、国民生活に重要な野菜のこと。
新規の追加は1974年のバレイショ以来、なんと約50年ぶり!
農林水産省がブロッコリーを「指定野菜」に追加するのは2026年度からの方針です。
国民にとって重要な野菜を安定的に生産して供給を支援できるよう、国が定めています。
指定野菜になると…?メリットはある?
指定野菜になると、価格が著しく下がった場合に生産者や出荷団体は国の支援を受けやすくなります。
国のガイドラインに基づいて供給計画を作成することが求められますが
安定的に消費者に重要な野菜を届けやすい体制を整えることができるようになります。
生産者にも消費者にもうれしい!
ブロッコリーが指定野菜に追加されたのはなぜ?
ブロッコリーが指定野菜になった背景には消費量の増加が挙げられます。
栄養価が高く、調理がしやすいブロッコリー。
医者が好んで食べる野菜として、テレビでも度々取り上げられていました。
ブロッコリーの生産量は10年前に比べて26%増え
1世帯当たりの消費量も10年前に比べて30%増えました。
我が家もよくお世話になってます!
野菜嫌いの子供も、苦みのないブロッコリーなら食べてくれるなどの理由もあるようです。
マヨネーズ付けたらなんでもうまい
指定野菜14品目
気になってくるのがブロッコリー以外の指定野菜。
すでに指定されている14品目はこちら。
指定野菜だけで出荷量の74%を占めているんだそう。
- キャベツ
- きゅうり
- さといも
- だいこん
- たまねぎ
- トマト
- なす
- にんじん
- ねぎ
- はくさい
- ばれいしょ
- ピーマン
- ほうれんそう
- レタス
どれもおなじみの野菜ばかり!
指定野菜と特定野菜の違い
指定野菜とは別に【特定野菜】というものがあるのはご存じですか?
特定野菜とは、指定野菜に準じた重要性を持つ野菜のこと。
特定野菜にも、対象野菜の価格が大幅に下がったときに価格差を考慮した補給金が交付されます。
アスパラガス、小松菜、かぼちゃ、ごぼう
などのおなじみの野菜に加えて
生しいたけ、にんにく、みょうが、いちごなども。
特定野菜なのにシイタケやイチゴまで!?
まとめ
2026年から指定野菜になるブロッコリー
近年の出荷量・消費量の増加に伴い、半世紀ぶりに新規の追加となりました。
指定を受けることで安定供給が期待できます。
今後もブロッコリーはますます食卓に欠かせない存在になりそうですね!